【テーマ3】 東洋太平洋王座(OPBF)

  • 2009/11/08(日)

 読者からのリクエストを挟んでのテーマ3回目は、近年すっかり価値低下が囁かれる東洋太平洋王座について、どうでしょうか。

 OPBFはWBC傘下の組織で、WBAにはPABAがありますが、こちらは非公認です。20カ国近い加盟国があるはずですが、現在の東洋王者は大半が日本選手。ミニマム級・黒木健孝、Lフライ級・和田峯幸生(暫定・家住勝彦)、フライ級・大久保雅史、Sフライ級・河野公平、Sバンタム級・大橋弘政、フェザー級・細野悟、Sフェザー級・内山高志、ライト級・長嶋健吾、Sウェルター級・柴田明雄、ミドル級・鈴木哲也、Sミドル級・清田祐三。バンタム級も日本のジム所属のサーシャ・バクティンが保持、ウェルター級も佐々木基樹が返上したばかり。Lヘビー以上の重量級を除けば、唯一ライト級で韓国選手が持っているだけとなります。そのうち日本ジムでSミドル級以下を制覇とかありそうです。

 この第2日本王者のような状況は経済格差によるものかもしれませんが、日本選手でも、強い日本王者を避けて東洋王座を選択した感じのケースも見られます。(亀田興毅も内藤を避けて東洋獲得した印象だった)。また、ランキング自体の動きも首を傾げる現象があったりして、世界へのステップでもあるべき東洋王座が、最近ではビジネス優先での急造チャレンジャーの理由付けにもなっている気すらします。
 東洋王座とはどうあるべきか、OPBF事務局長は現在、JBCの安河内剛氏でもありますし、皆様のご意見をお願いいたします!(藤堂)

パッキャオ×コット 賭け率ではパックマン

  • 2009/11/08(日)

11・14ラスベガス
 ▼WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
  マニー・パッキャオ(比)× ミゲル・コット(プエルトリコ)
 ▼WBA世界Sウェルター級タイトルマッチ
  ダニエル・サントス(プエルトリコ) × ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)

 パッキャオ×コットは、某ブックメーカーでは現時点で「コット2.95 パッキャオ1.38」と出ていました。皆様の予想はいかがでしょう。

 今さら説明するまでもないですが、アジア人初の4階級制覇パッキャオは、98年WBC世界フライ級、01年IBF世界Sバンタム級、08年WBC世界Sフェザー級、WBC世界ライト級を獲得。さらに6階級制覇のデラホーヤとウェルター級戦でKO勝ち。階級を超えた世界最強選手と評価されています。49勝(38KO)3敗2分。
 対するコットは2階級制覇、04年WBO世界Sライト級、06年WBA世界ウェルター級、09年WBO世界ウェルター級、通算11度の防衛に成功。34勝(27KO)1敗。

 セミのサントスは石田順裕が暫定を持つ王座の正規タイトルマッチ。石田は12月に井岡の興行にて暫定王座の防衛戦が内定しています。正規王座の行方にも左右されるので気になるところではあります。(ハイセー)

ストライクフォース

  • 2009/11/08(日)

「ストライクフォース」米・イリノイ
 ▼5分3R
  エメリヤーエンコ・ヒョードル 2回TKO ブレット・ロジャース
 ▼ミドル級王座決定戦 5分5R 
  ジェイク・シールズ 判定 ジェイソン・メイヘム・ミラー
 ▼5分3R 
  ゲガール・ムサシ 2回TKO ラモー・ソクジュ
  ファブリシオ・ヴェウドゥム 判定 アントニオ・シウバ





 ヒョードル出場の総合格闘技。全米地上波デビューだそうで、ネットで無料観戦しました。メイン、序盤にパンチを浴びて出血したヒョードルでしたが、2回早々にオーバーハンドの一発で倒して終わり。(ハイセー)

巨人ワルーエフ陥落

  • 2009/11/08(日)

 ドイツでのWBA世界ヘビー級タイトルマッチは、同級4位・デビッド・ヘイ(英国)が、王者ニコライ・ワルーエフ(ロシア)を2−0で下し奪取しました。身長213センチのワルーエフに対し、191センチのヘイは、終始距離をとっての体重差40キロ以上ある大巨人狩りに成功しています。
 日本で試合したこともあるワルーエフは50勝(34KO)2敗、2度目の王座獲得でしたがV2に失敗。ヘイは23勝(21KO)1敗、クルーザー級で、WBC、WBA、WBO世界統一しており、ヘビー級は初挑戦で戴冠しました。(ハイセー)

松田、3度目の防衛!

  • 2009/11/07(土)

11・7後楽園
 ▼日本フェザー級タイトルマッチ 10回戦
  王者・松田直樹(帝拳) 3−0 1位・梅津宏治(ワタナベ)
   ※97−93、98−92、99−93、王者が3度目の防衛
 ▼8回戦
  日本フライ級2位・五十嵐俊幸(帝拳)5回終了TKO インドネシア同級王者・エリック・ディアス・シレガー
  日本バンタム級4位・山中慎介(帝拳)1回2分2秒TKO 上谷雄太(井岡)
  石本康隆(帝拳) 3−0 和気慎吾(古口)
   ※79−73、79−7、80−73
 ▼6回戦
  カルロス・リナレス(帝拳) 3−0 相澤健治(オサム)
   ※60−54、60−53、60−54

 リマッチは戦略に進歩を見せた王者が大差で勝利。前回、梅津の前進に付き合った感があった松田だが、今回は序盤付き合うと見せかけて5回あたりから突き放し冷静にクリーンヒットを重ねた。王者のフルラウンドを見据えたメリハリが効いたか、前回に比べエンジンを早くかけた梅津は逆に中盤から動きが鈍くなり、中間距離で無駄な被弾を増やしていた。王者の多彩な形で打つ右が冴えていて、6回には挑戦者の左目上をヒッティングでカット。終盤には接近戦となったが、これは挑戦者が持ち込んだというより、王者があえて応じた余裕に見えた。実際、松田は9回終了時に笑顔すら見せていた。「自分のボクシングをする」という有言実行での防衛に王者は、試合後「このベルトを防衛するためにボクシングをやっているわけじゃない。世界チャンピオンになるための形に持っていく」と最終目標を堂々と口にした。

 五十嵐の相手は14勝(2KO)8敗3分けとコールされた東洋7位。ガードを固めて動きの少ないインドネシアンに対して、五十嵐はガードの隙間やボディを重く打ってワンサイド。5回終了、セコンドが棄権。

 山中は初回KO。互いに強いストレートを当て合って熱戦の兆しもあったが、前に出ての左ストレートで倒すと上谷のダメージが大きくレフェリーが抱きかかえた。(片岡亮)

 三男カルロスは初の日本人相手、ダウン経験のない東日本新人王・相澤に対し、左ジャブからじっくり。3回に右ストレートからのラッシュでダウンとりかけるも終了ゴング。その後も的確にジャブ、ストレートを入れ続け完勝。

 金城智哉の弟、雄哉(帝拳)がプロデビュー4回戦も2回にダウンを奪われ3回早々のタオル投入でTKO負け。(6回戦以下、ハイセー)