【猫論】 北欧(2)

  • 2012/01/29(日)


 北欧というか北極圏。味わった最低気温はマイナス18度。冷凍食品が品質を保つのに必要な最低温度と同じぐらい。
 衣類は上は含めた5枚重ね、下は4枚重ね、首にネックウォーマー、手袋と靴下は2枚重ね、マフラー付き毛糸の帽子、さらにカイロを3、4つ体や足に張って…も寒さを感じる。動いていればいいが、止まっていると体が冷えてくるのが分かった。

 フィンランドといえばトナカイ。ソリを引いて移動するキャンプ地の方々もいた。テントの中は焚き火があって暖かい。ここは英語を話せない人も少なくなかった。

 トナカイは角が立派で、近づくのは少し怖かったりする。

 森を散策していて出くわしたのがサンタクロースご一行。見かけたら向こうの方から声をかけてきて写真撮影。クリスマスイブだったので各地をまわっていた模様。粋じゃないと思って見なかったが、たぶんこの後、車で…いや、トナカイ移動されたのでしょう(笑)

 ここに来たのはもちろんオーロラ鑑賞。初日は夕方から吹雪でダメだった。諦めきれず少し晴れてきた深夜に森を歩いていたら、遠くに小動物が見えた。近づくと既にいなかったが足跡が。ウサギだろうか。こういうときのためにポケットにパンとハムを隠し持っていたので、木の横にこっそり置いておいた。
 帰り道トボトボと歩いていたら一台の車が通って横付け。男女のカップルが「大丈夫か? 乗せていこうか?」と声をかけてくれた。宿泊所は近いので丁重に断ったが、田舎だからか人が親切だ。

 あとは暖かい酒で冷えた体を癒す。これはグロギと呼ばれるフィンランドではクリスマス用のホットワイン。アーモンドスライスとレーズンが入っていて僕のお気に入り。現地ではこればかり飲んでいた。日本でも近いものを作って飲んでみようと思う。

 猫と出会いがないので翌朝は小さなマーケットのペット用品売り場へ。キャットフードがちゃんとあった。ウチの猫どもにあげても喜んで食べそう。

 翌日は山頂でオーロラ鑑賞。ツアーで来ているわけでもないので情報に乏しい。現地には一番乗りで他に誰もいないのでダメかと思ったが、次第に人が増えて総勢30人ぐらいで天を見上げた。「雲のように見える」と教えられていたので、それらしき横に長い霧のようなものを見つめていたら、それがオーロラだった。徐々に紫のモヤモヤっとしたものに形を変え、不思議な空模様になっていった。大きくはなかったが、一度も見られず帰る不安もあったので喜びは大きかった。いろいろ工夫して写真や映像に残してはみたが、後で確認できるようなものはなく、そのときの光景は記憶の中だけに存在するというわけだ。
 またいつかどこかで、もっと大きなオーロラを見よう。つづく。(片岡亮)

ドネア×バスケス

  • 2012/01/29(日)

2・4米・テキサス
 ▼WBO世界Sバンタム級王座決定戦 12回戦
  同級1位・ノニト・ドネア(比国)× 同級3位・ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)

 西岡利晃が対戦を希望するドネア(27勝(18KO)1敗)が、バンタム級2冠を返上して4階級制覇を目指す試合は、相手のSバンタム級の元王者バスケス(21勝(18KO)1敗1分)が1週間前の予備計量で約4.5ポンドのウェイトオーバー。
 ちなみにドネアは09年、WBA世界Sフライ級暫定王座決定戦でも、相手のラファエル・コンセプシオンが計量オーバーで、王座がドネアにだけに懸けられたことがありました。(ハイセー)

日本ボクシング激闘列伝

  • 2012/01/27(金)

 宝島社より「世界チャンピオンが語る!日本ボクシング激闘列伝」(1260円)が出版されておりますので、紹介しておきます。

 新旧の世界チャンプのインタビュー集です。
 井岡一翔が4階級制覇した後でベスト体重で長く防衛するプランを明かしたり、西岡利晃が次のドネア戦で引退かどうかについて答えたり、辰吉丈一郎が「辞めるタイミングも辞め方も分かっています」と話したり、徳山昌守がドネアについて語ったり、薬師寺保栄が自宅で現金3000万円に躓いたバブリーな話や、内藤大助のポンサクレック3で試合前に足を負傷していた告白や、八重樫東が井岡とスパーしたときにわざと手を抜こうかと思ったことや、内山高志がK−1から誘われてキックの練習も少ししたこととか、畑山隆則が年収3億円だったときの話、平仲明信の環境事業など充実。
 さらに、鬼塚勝也、粟生隆寛、川島郭志、竹原慎二、飯田覚士、越本隆志、葛西裕一、松本好二もいろいろ語っています。

 また、インタビュー以外の記事も挟んでいて、大毅に勝ったテーパリットが、亀田が合宿で使うフィリピンのジムからスパーリングパートナーを招聘して対策したという記述もありますが、全体的には正統派な内容に仕上がっている印象です。

 この本、フリーライターの友清哲さんが「学生時代から、いつか別冊宝島でボクシング本を!と12年がかりで実現させた」という悲願の一冊。これだけのビッグネームを集めただけでも大変だったと思います。出版不況の時代からこそ貴重ですね。(ハイセー)

 ⇒ 例によってアフィリエイトとかリンクしているわけではないので入手の際は、書店などでご購入を。

興毅、また指名試合回避

  • 2012/01/27(金)

 亀田ジムが、WBA世界バンタム級王者・亀田興毅と暫定王者・ウーゴ・ルイス(メキシコ)の指名試合について交渉決裂を発表しました。
 ルイスが3月17日に別の選手とV3戦を行なうことをWBAが認めたことが理由だそうです。前回ランク外から選手を引っ張り上げた急造ランカーと防衛戦をやった興毅ですが、これで興毅のV4戦は選択試合となり、王座決定戦(一昨年12月)で獲得したのに4連続、指名試合を回避することになります。WBAがルイスの防衛戦を認めなければいい話ですが、結局は両王者とWBAにとって都合が良ければ何でもOKなのでしょう。9ヶ月の指名期限ルールも無意味ですね。(ハイセー)

4階級制覇なるか湯場 VSカルロス

  • 2012/01/27(金)

2・4後楽園
 ▼日本ミドル級王座決定戦 10回戦
  同級1位・カルロス・リナレス(帝拳)× 同級2位・湯場忠志(都城レオ)
 ▼日本Sウェルター級王座決定戦 10回戦
  同級1位・中川大資(帝拳)× 同級3位・切間庸裕(折尾)
 ▼8回戦
 WBC世界ライト級10位・ 三浦隆司(帝拳)× 比国Sフェザー級5位・RJアノオス

 東洋と2冠を保持していたミドル級・淵上誠とSウェルター級・チャーリー太田(ともに八王子中屋)が返上した日本王座の決定戦がそのままカップリングで行なわれます。淵上は12月にその帝拳ジムの佐藤幸治と統一戦をしたばかりで、王座対決の実現は英断でしたが、すぐに王座を手放したので「王座統一戦」としての意味はなくなりました。チャーリーの方は両王座の防衛を続けていた中での返上。まるで八王子中屋ジムが帝拳ジムにベルトをおすそ分けしたような感じに見えますが、昨夜話した別のジムの関係者さんは理由を「チャンピオンカーニバル日程の都合」と言ってました。

 ミドル級は、35歳の湯場(39勝(29KO)7敗2分)が4階級制覇を狙う試合で、Sウェルター級でチャーリーに2度敗れましたが、前回10月にミドル級2位の胡朋宏をワンサイドの3回TKOで下し、ミドルに狙いを定めました。
 カルロス(9勝(8KO)1敗)は世界2階級制覇ホルへ・リナレスの実弟で、まだ22歳。デビュー3戦目でTKO負けがありましたが、その後は7連勝中。ここ3試合は初回KOで決めていますが、最高でも6ラウンドまでしか戦ったことはありません。ともにパンチがあるのでKO決着も十分ありえると思います。

 Sウェルター級は、34歳の中川(18勝(14KO)2敗2分)が2階級制覇を狙います。一昨年、3度防衛した日本ウェルター級王座は骨折の負傷で返上。約1年のブランクを経て復帰後3試合は全てKO勝ちで、前回はミドル級7位・田中徹を4回TKOしました。
 切間(14勝(10KO)1敗2分)は27歳、現在2分挟んで11連勝中です。タイトル初挑戦、後楽園初登場なので試合を見たことがありませんがKO率が高いですね。

 アンダーで元日本王者・三浦も登場。6勝(2KO)2敗2分の比国ランカーと移籍2戦目です。(ハイセー)