第5回岡山ジム主催興行、主要結果!

  • 2018/12/20(木)

白築杏奈が王座陥落。T-98(=今村卓也)も敗れる。


第5回岡山ジム興行 / 12月16日(日)岡山武道館
主催:岡山ジム / 認定:Japan Kickboxing Innovation

--主要5試合--
59kg級賞金トーナメント決勝戦3回戦


NKBフェザー級C.盒鏡賛(真門/59.0kg)vsJKIフェザー級C.浅川大立(ダイケンスリーツリー/58.9kg)
勝者:浅川大立 / 判定0-2(29-29. 29-30. 28-29) 

初回、浅川はパンチのみならず左右の肘を凶悪に振り回す。これに盒兇蓮下がらず応戦。右ローキックを連打し、上中下に攻撃を散らせて多彩さも発揮する。浅川の脚や腹は相当のダメージを被っているだろうが、盒兇ひとしきりのコンビネーションを叩きつければ、倍返しでパンチとヒジ、ローキックのラッシュをお返しする。
第3ラウンド、盒兇蝋況發鯏てる頻度を高めるが、浅川の勢いは、終盤に向かうにつれ増していく。判定は浅川が2-0でトーナメント制覇した。

盒鏡賛佑離螢鵐鮎絅灰瓮鵐函Ш埜紊魯哀船礇哀船磴砲覆辰討靴泙い泙靴燭、もう一度、頑張ります!
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浅川大立のリング上コメント:岡山の皆さん、こんにちは! 山梨から来た浅川大立です!
INNOVATONのチャンピオンに今年なって、こうやって優勝させていただくことができました。37歳になりますが、まだ進化できることを、これからも証明していきます!
優勝賞金の50万円は、山梨から応援に来てくれた仲間たちと一緒に今夜全部岡山で遣います!山梨も良いところなので、是非、遊びにいらしてください!

浅川大立の優勝後控室インタビュー
——優勝おめでとうございます!
浅川大立=いやはや、最高です!

——大激闘の3試合いかがでしたか?
浅川大立=最初から最後まで気持ち良かったです!

——お身体が心配ですが怪我は?
浅川大立=ローキックがちょい効いたかな(笑)。

——決勝戦前のダメージはいかほどあったのでしょう?
浅川大立=自分で蹴った脚が痛えなくらいっすかね。

——今のお気持ちをお聞かせください。
浅川大立=“してやったり!”ってところです(笑)。俺は、プロデビューが26歳で遅いけど、
その間に5年のブランクがあって、実質30歳過ぎから本腰入れたみたいなもんで、それでもこうやって優勝できるんだぞと!

——何が浅川選手の心の支えになったのでしょう?
浅川大立=普段は、毎日、仕事(基礎建築会社)をしていて、社長なんかやてるもんだから、
現場と事務所の往復で、肉体労働だけじゃなく、経理だなんだって苦手な事務仕事もやっている中、練習の時間を作るわけで、試合なんかよりもよっぽど心が折れそうになる中、耐えてここに来ることができて、精神的には今日のリングよりも辛い目に遭ってきたから、こうやって平気なんです。そうして鍛えた精神力は、肉体の限界を凌駕がするってことを少しでも証明できて、それを皆に感じてもらえれば嬉しいです!

——これで賞金50万円もKNOCK OUT出場権も手に入れました。
浅川大立=KNOCK OUT、楽しみですね! 誰とだってやりますよ! 打ち合ってくれる奴とだったらより最高!じゃあ、これから50万円を派手に岡山で遣ってきます(笑)!

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WPMF女子世界フライ級タイトルマッチ 5回戦(2分制/白築の防衛戦)


チャンピオン.白築杏奈(138 KICKBOXING CLUB/50.8kg)
   VS
挑戦者・暫定C.タナンチャノック・ゲーオサムリット(タイ/50.3kg)
勝者:タナンチャノック / 判定0-2(48-49. 49-49. 48-49) 

王座統一戦とは謳われていない、挑戦者という形でタナンチャノックが新チャンピオン。

「挑戦者の気持ちでいく」と試合前から明言していた白築は、その言葉の通り、試合開始からすぐにパンチで突進し倒しにいく。
世界的強豪として鳴らすテクニシャンのタナンチャノックは、咄嗟に肘打ちを合わせ、キレのある右ミドルキックを叩きつける。勝負は、この白築の突進パンチ、タナンチャノックのミドルキックに終始した。
「ガードするくらいなら相打ちでもパンチを叩き込む」というワイルドな選択をしたのか、
タナンチャノックの鋭い蹴りを一切カットすることなく、中盤までに白築の左わき腹は真っ赤に腫れ上がる。
パワーvsテクニックの典型の展開ながら、気迫が湯気をあげるように満ち満ちている白築に負けず、タナンチャノックも声を張り上げて反撃し、精神面でも激突を繰り返す。
タナンチャノックの意外な一面は、力強い白築の首相撲をほとんど技術で封じ込めたこと。
これにより一方的な白築の攻勢場面は、ほとんど見られず、闘牛士のように舞い戦うことができた。
白築の大応援団の声援は、昨年の岡山興行(世界挑戦時)同様に凄まじく、毎ラウンド、白築にエンジン添加剤を注入して笑顔にするルーティンを繰り返し、スタミナは無限のように激しく攻め続ける。そんなアウェーでも気力負けしないタナンチャノックも流石。そんなフルラウンドの打ち合いの末、2-0でタナンチャノックが勝利。

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WPMF世界スーパーライト級暫定王座決定戦 5回戦


ワンマリオ・ゲーオサムリット(スペイン/63.2kg)vs山口裕人(山口/63.4kg)
勝者:山口裕人 / 判定0-3(47-49. 47-49. 48-49) ※山口が暫定チャンピオン

タイで100戦以上も戦い抜いたワンマリオは、日本でこそ「KNOCK OUT」で梅野源治と森井洋介に敗れているが、世界的な強豪であることには変わりない。
初の世界(暫定)戦に挑む山口は、ムエタイタイトルマッチながら、ワイクルーをスルーし、まったくいつも通りの猛烈なキックボクシングスタイルを貫き通す。
初回から様子見なしにコンビネーションブローからローキックを叩きつけ、特に右フックのボディーブローを効かせながら、次には同じタイミング右オーバーハンドで頭部を狙う攻撃が何度も当たる。タフネスに優れたワンマリオは、これらにタジタジになりながら、序盤、中盤を耐え切り、反撃を始めるかと思われたが、そのきっかけたる首相撲も山口は負けず、ハイキックのカウンターもかすめるに留まり、それでいながら山口の勢いは最終5ラウンドまで止まらず駆け抜けて、久しぶり(4年ぶり)の判定決着となったが、終始打ち合いの主義は崩さず、世界暫定タイトルを手中にした。

山口裕人のリング上コメント:しんどかったー! 判定は4年ぶりやし。
俺も侑馬も勝ったり負けたりで心配かけるけど、これからも二人して面白い試合していきますんで、皆さん、応援よろしくお願いします! やー、良い年越せるわあー!

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WPMF世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦 5回戦


シンマニー・ゲーオサムリット(タイ/69.2kg)vsT-98(=今村卓也/クロスポイント吉祥寺/69.85kg)
勝者:シンマニー・ゲーオサムリット / 判定3-0(49-46. 49-48. 49-46) ※シンマニーが暫定チャンピオン

シンマニーがムエタイを極めつくし、海外で暴れまわる35歳のベテランならば、T-98も元ラジャダムナンスタジアム認定王者であり、現在も向上を続ける33歳。両者ともワイクルーを丹念に踊り、重厚な雰囲気を漂わせる。
だが、試合は「序盤様子見」が定番のムエタイにあらず、T-98は開始からサウスポーのシンマニーに得意の右ストレートをボディーに決め、ローキックを叩き込む。シンマニーは、速度もタイミング、重さも十分な左ミドルキックを強振。
前半は、このほとんどをT-98が見事に脛ブロックしてみせる。
しかし、シンマニーは、鬼の形相で左ミドルを連打すると、カットしきれないT-98の右腕は赤黒く腫れ上がる。それと同様にシンマニーの左腿も黒くなっていく展開に。
第3ラウンド、その均衡が一気に崩れる。それまでストレートの単発が主だったシンマニーが狙いすませて右フックを打ちくとT-98は前のめりに倒れてダウン。
派手な倒れ方のわりに意識は確かな様子のT-98は、追い打ちをかけるシンマニーのラッシュを受け切って反撃開始。
第4ラウンド、第5ラウンドとT-98がゴリラが荒れ狂うように猛撃するが、流石のベテランムエタイトップファイターが見事に耐え切り、判定勝ちをものにして、もう何本目かわからないベルトを巻いてその力を誇示した。

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72.0kg契約3回戦 坂本隆行引退試合
フェニックス森田(米子/71.45kg)vs坂本隆行(岡山/71.65kg)
勝者:フェニックス森田 / TKO 1R 1:44 / レフェリーストップ

岡山興行で欠かせない人気選手、坂本がこの試合で引退を先に表明。相手の森田は、3年前に坂本に勝利しており再戦となる。
予想通りの坂本一発狙いの大振り右フックを森田がかわす展開。森田がロープ際の膝蹴りで左目尻をカットさせ坂本が流血。森田は、ここに前蹴りを合わせる対策をしており、これがズバリと決まる。一度、ニアダウンの転倒があった後、森田が左前蹴りを坂本フックのカウンターで顔面を打ち抜きレフェリーストップTKOで坂本最後のリングを締め括った。
試合後、坂本には惜別のテンカウントゴングが贈られた。

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岡山ジム興行広報より送られたリリースを引用しています。
(堀田春樹)No.119

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