キックボクシング(NJKF11.23)

  • 2006/11/24(金)

ニュージャパンキックボクシング連盟 ADVANCE 〜前進〜 
2006年11月23日(木・祝)  於・後楽園ホール

真王杯争奪オープントーナメント決勝戦
60kg級優勝・桜井洋平(Bombo Freely)
55kg級優勝・米田貴志(OGUNI)



桜井が初戦から連続1RKOで60kg級を制覇。この勢いには石井宏樹(藤本)
とやらせてみたい希望が湧くファンは多いだろう。夢で終りそうだが。

米田は難敵・藤原に苦戦し際どい展開のラストラウンドにヒザ蹴りでKO。
最後のヒザ蹴りは際どい決定打だった。藤原の体制が崩れる流れの
中の打撃として正当な勝利となったが、納得しない側がいることも
事実。先月の岩崎vsイエティ戦といい、レフェリーの際どい判断が要求される
試合が続く。どこまでが攻撃していい範囲か基本線は必要だろう。
しかし“流れの中”を許すのもレフェリーの判断次第としか言えないのも
事実。ちょっとだけ後味悪くもすんなり決着が付いて良かったと思う。
これが失格だの負傷判定だのだったら収拾付かなくなったかも。
反則擁護ではないが、昔の選手は倒れた相手にわざと殴りかかって
いったり踏み付けたりしたものです。ダウンコールの後、それも問題なく
KO勝ちになって。斉藤さんとか、伊原さんとか・・・。
これ以上は言えない!!!

藤田真理事長は真王杯興行をもって辞任の意向。新理事長は斉藤京二氏が
就任。藤田真理事長は1996年に全日本キック連盟を脱退し、ニュージャパンキック連盟
を設立。キックに関わる人生の途中、予想もしなかった展開と苦難を乗り越え
て来られて以来10年。長い間御苦労様でした。

(堀田 06.11.24 1:10  / 追記 11.25 1:20) 



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第11試合 真王杯争奪オープントーナメント60kg級決勝 5回戦
NJKFライト級チャンピオン           ・・・   NJKFフェザー級2位
○ 桜井 洋平(Bombo Freely・59.5kg) vs 中須賀 芳徳(OGUNI・59.8kg) ×
TKO 1R 0:37 / 桜井のヒジ打ちによる中須賀の額をカット。ドクターの勧告を
受け入れレフェリーストップ
レフェリー センチャイ・トーンクライセーン
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第10試合 真王杯争奪オープントーナメント55kg級決勝 5回戦
全日本バンタム級チャンピオン ・・・   NJKFバンタム級1位
× 藤原 あらし(SVG・54.9kg) vs 米田 貴志(OGUNI・54.9kg) ○
KO 5R 1:26 / 米田のヒザ蹴りが藤原の顔面ヒットによる10カウント
レフェリー 高木 修二
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第9試合 日本・タイ 国際戦 61.23kg契約 5回戦
○ ヨーユット・SKVジム(タイ・60.3kg) vs 砂田 将祈(誠至会・60.6kg) ×
(元・ルンピニー・フェザー級4位) ・・・ (元・J-NETライト級王者)
KO 3R 2:28 / ヨーユットのヒザ蹴りによる砂田の3ノックダウン
レフェリー 多賀谷 敏朗
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第8試合  交流戦 ウェルター級 5回戦
NJKFウェルター級3位      ・・・  J-NETWORKウェルター級5位
× 加藤 健(OGUNI・66.5kg) vs 北山 高与志(S.FACTORY・66.5kg) ○
TKO 3R 2:29 / 北山のヒザ蹴りで額を負傷した加藤の傷が悪化、ドクターの
勧告を受け入れ、レフェリーストップ
レフェリー 山根 正美
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第7試合 バンタム級 5回戦
NJKFバンタム級4位    ・・・    NJKFバンタム級5位
× 美保 裕介(PIT・53.4kg) vs 前田 浩喜(インスパイヤードM・53.2kg) ○
KO 4R 0:57 / 前田のローキックで美保が3ノックダウン
レフェリー センチャイ・トーンクライセーン
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第6試合 ライト級 5回戦  
NJKFライト級3位      ・・・   NJKFライト級7位
× 押炉花者(町田金子・60.9kg) vs 大和 哲也(大和・60.9kg) ○
KO 3R 0:20 / カウント中のタオル投入
レフェリー 高木 修二
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第5試合 フェザー級 5回戦
NJKFフェザー級5位      ・・・  NJKFフェザー級9位
× 国分 省吾(OGUNI・57.1kg) vs 赤十字 竜(キング・56.5kg) ○
KO 2R 2:54 / 赤十字のパンチによる国分の3ノックダウン
レフェリー 多賀谷 敏朗
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第4試合  ウェルター級 5回戦
NJKFウェルター級8位 ・・・  NJKFウェルター級10位
× 森田 泰男(PIT・66.6kg) vs 健太(ESG・66.3kg) ○
KO 2R 2:35 / 健太のローキックで森田の3ノックダウン
レフェリー 山根 正美
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第3試合 61.0kg契約 5回戦
NJKFライト級9位        ・・・ NJKFフェザー級10位
○ 名和 儒孝(キング・60.6kg) vs レッガラー鉄(東京北星・61.0kg)×
2-0 (ジャッジ 松田 50-48. 多賀谷 49-48. 山根 49-49)
レフェリー センチャイ・トーンクライセーン
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第2試合 61.0kg契約 3回戦
△ 牛若丸(拳友会・59.9kg) vs 上山 浩一(PIT・60.8kg) △
引分け 0-1 (29-29. 30-30. 29-30)
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第1試合 フライ級 3回戦
× 大槻 直輝(OGUNI・50.1kg) vs 久保 賢司(立川KBA・50.7kg) ○
TKO 3R 2:58 / 久保のヒジ打ちで大槻の額カット、ドクターの勧告を受け入れ
レフェリーストップ
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キックボクシング(新日本11.19)

  • 2006/11/20(月)

新日本キックボクシング協会  ATTACK 3
2006年11月19日(日) 於・ディファ有明
主催・治政館ジム・ビクトリージム


ダブルメインイベントとなった最終2試合は、互いが打ち負けないめまぐる
しい攻防で会場を沸かせた。KOの少ない興行でもメインイベントが充実して
くれたらファンも満足だろう。

前座第5試合で判定が覆る結果が出た。日本ムエタイレフェリー協会審議
委員長・サミー中村氏より審議され、ドローから赤コーナー・越川大樹選手
の判定勝ちと訂正。判定が覆るのは2興行連続。一度下された裁定を覆す
のはどうかと思う。見識者はどう見るだろうか。

この日のリング上の照明はまたまばら。9月の興行の時は結構明るかった
のだが、この日は暗いというより、リング中央とコーナー付近の照明比が
1:4以上。リング中央で1/500秒で切れるシャッタースピードがコーナー
付近では1/125秒以下。(ISO1600/f4)これではロープ際でのスピードある
打撃は撮れない。

本興行が16:00より行なわれる前、午前からアマチュアキック試合が行な
われていた。その最終試合、失神KOされた選手が全身を痙攣させ、2分ほど
激しく震えたままの状態だった。ドクターがその場に居らず周囲が慌てる
始末。普段、ノックアウトシーンは見慣れているが、こんな緊急事態に遭遇
し、ゾクッとしたことは滅多にない。選手を囲む関係者も救急知識を持つ者
はいないように見えた。審判、セコンドも緊急事態想定が必要。マウスピース
や舌が喉に詰まることもあると聞いたことがある。呼吸軌道確保できるぐら
いの救急知識を持つことは関係者も一般人も必要と思った。

(堀田 06.11.20 3:00 / 追記 23:25)
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第16試合 メインイベント 127P以下 3回戦
日本フェザー級1位        ・・・   日本バンタム級1位
△ 岡田 武士(トーエル・57.1kg) VS 蘇我 英樹(市原・57.4kg) △
引分け 0-1 (ジャッジ 石川 30-30. 三浦 30-30. 富沢 28-30)
レフェリー サミー中村
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第15試合 113P以下 3回戦
日本フライ級1位         ・・・  日本フライ級2位
○ レオン・ケイスケ(誠真・50.9kg) VS がってん古川(治政館・51.0kg) ×
2-0 (ジャッジ 杉江 30-29. 三浦 29-28. 富沢 30-30)
レフェリー 石川 浩次
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第14試合 日本・タイ 国際戦 68.0kg契約 3回戦
日本ウェルター級7位
× 中川 タカシ(トーエル・67.2kg) VS ガンスワン・Be WELL(タイ・65.6kg) ○
0-3 (ジャッジ 石川 26-30. 高谷 25-30. 富沢 26-30)
レフェリー 三浦 進吾
(ガンスワンは元・ラジャダムナン・Sライト級王者)
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第13試合 日本・タイ 国際戦 68.0kg契約 3回戦
日本ウェルター級6位
× 佑斗(治政館・67.7kg) VS テーチャカリン・チューワタナ(タイ・67.7kg) ○
KO 2R 1:33 テーチャカリンのヒザ蹴りで佑斗が2度目のダウンでテンカウント
レフェリー 杉江 聡
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第12試合 113P以下 3回戦
日本フライ級2位      ・・・  日本フライ級5位
× 吉川 靖(伊原・51.0kg) VS ジェット蓮田(誠真・50.9kg) ○
0-3 (ジャッジ 石川 27-29. 杉江 28-29. 富沢 27-29)
レフェリー 高谷 秀幸
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第11試合 日本・タイ 国際戦 フェザー級3回戦
日本フェザー級6位
× アツシ(ビクトリー・57.1kg) VS ノッパチャイ・ラタナウォン(タイ・56.4kg) ○
0-2 (ジャッジ 高谷 30-30. 三浦 28-30. 富沢 29-30)
レフェリー 石川 浩次
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第10試合 ウェルター級3回戦
○ 持田 貴朗(ビクトリー・66.6kg) VS 滝田 純一(伊原土浦・66.4kg) ×
3-0 (ジャッジ 石川 30-28. 杉江 30-29. 富沢 30-29)
レフェリー 石川 浩次
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第9試合 136P以下 2回戦
× 大塚 隼人(ビクトリー・61.5kg) VS 川崎 亮(尚武会・61.1kg) ○
3-0 (16-20. 16-20. 16-20)
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第8試合 ウェルター級2回戦
△ 神魁(西八王子大塚・66.4kg) VS 立山 智紀(トーエル・66.6kg) △
引分け 0-0 (20-20. 20-20. 20-20)
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第7試合 127P以下2回戦
× 角田 哲(ビクトリー・56.6kg) VS 三澤 竜士(尚武会・57.3kg) ○
0-3 (17-20. 18-20. 18-20)
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第6試合 127P以下 2回戦
○ 下田 舞汝武(尚武会・56.7kg) VS 大塚 憲(藤本・57.3kg) ×
3-0 (20-17. 19-16. 20-16)
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第5試合 51.5kg契約 2回戦
○ 越川 大樹(市原・51.3kg) VS 高木 慎一(宇都宮尾田・51.1kg) ×
1-0 (20-20. 20-20. 20-19) /審議後 3-0 (20-19. 20-19. 20-18)
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第4試合 119P以下 2回戦
△ 藤田 光次郎(尚武会・53.7kg) VS 飯島 一成(治政館・53.7kg) △
引分け 1-0 (20-19. 20-20. 20-20)
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第3試合 136P以下 2回戦
× 土屋 修平(伊原・61.3kg) VS トーマス中村(市原・61.5kg) ○
 0-3 (19-20. 19-20. 19-20)
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第2試合 148P以下 2回戦
△ 幽鬼(尚武会・67.1kg) VS 安藤 崇(トーエル・65.8kg) △
引分け 1-0 (19-18. 18-18. 18-18)
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第1試合 136P以下 2回戦
× 今泉 寛(尚武会・62.0kg) VS 金子 太郎(治政館・60.7kg) ○
0-3 (19-20. 19-20. 19-20)
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第1〜9試合=2回戦(通常の3回戦クラス)
第10〜16試合=3回戦(通常の5回戦クラス)

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春樹のひとりごと!No2

  • 2006/11/02(木)

白い地平線!

私が子供の頃観た記憶に残るドラマのひとつに田宮二郎主演の「白い地平線」がある。昭和50年の4月頭から9月末までの半年シリーズでTBSで放映されていた。プロボクサー・中根竜三(田宮二郎)を取り巻く愛と人生欲望の物語・・・かな。私は初回からしばらく見逃したのと30年前の記憶はボクシング風景中心でストーリーも非常に曖昧ですが御了承願いたい。

世界ジュニアミドル級チャンピオン・中根竜三(設定34歳)は防衛戦を控えていた。相手はKO率80%を超える強豪。展開予想が世間を賑わす中、中根竜三の小学5年生の息子が誘拐されてしまう。犯人の要求は「11ラウンドにノックアウトで負けろ、KOイレブンだ」という電話。そんな中では練習に集中出来ない中根。葛藤に悩みつつ、王者のプライドを持って全力で勝つ決意で試合に臨む。試合も早い回から攻勢でダウンを奪った。相手はダメージ濃厚でやっと立ち上がってくるところで、中根の脳裏に犯人の要求が頭を過ぎってしまう。「息子が殺される」と意識した途端、闘志は萎え、ダウンを奪ったあとにもかかわらず劣勢に。(輪島功一が顔を腫らした時のようなボコボコ顔を特殊メイクを使って田宮二郎もそんな顔を作った)息子の無事を祈りながら懸命に戦った中根竜三はついに力尽きてマットに沈む。11ラウンドノックアウト負けだった。無残な結果を残しつつも、無事息子は帰された。しかしその後、息子の為に勝負を捨てた八百長疑惑が浮上。興行面や犯人の要求で試合中止できない中、息子の無事を祈りつつも勝負は捨てるわけにはいかない戦いだった。「何ラウンドに倒されたかも記憶にないんだ」と言うもマスコミと世間の風当たりは強かった。誘拐事件を知っていたのは家族、会長、トレーナー、担任教師、刑事までの範囲。犯人の要求(KOイレブン)は中根のみ知ることだった。

犯人は勝敗の賭けをしていた連中だったように思うが、犯人の仲間(あるいは主犯格)は中根のライバルで親友でもあった元ボクサー、綿貫(前田吟・設定34歳)だった。賭けよりも、中根の華やかな世界王者ロードと愛する家族を持っていたことに対し、我が身は怪我で大成出来ず、一人身で風邪を引いても振り向いてくれる身内もいない嫉妬によるものだったか?その綿貫は中根の女房と不倫。綿貫は誘拐事件の犯人として逮捕されたが、留置場で自殺。中根の女房も自殺だったか、流産(綿貫の子)して病死だったか亡くなってしまう。中根は誘拐事件以来、息子を気遣ってくれる担任女教師(松坂慶子)といつからか意識し合い、恋愛関係から再婚。(最初は父親ボクサーvs新米教師で互いの至らない立場を罵り合っていた)松坂慶子は22歳の役柄ながら同年齢の頃と思う。綺麗で優しく「こんな先生いたらいいなあ」と思ったものだった。最終回は中根の実家の浴衣屋を継いで親子3人でめでたしめでたし。中根の弟役の森田健作も23歳の役柄で女教師に惚れるが兄貴を越えられず。中根は「俺はもう一度世界チャンピオンになる」というセリフを言っていたため、幼かった私は再びボクシングシーンを期待したが、当たり前ながらボクサーを主役にしたものながらボクシング中心ではない為最終回に向け、次第にボクシング色が無くなっていった。この「白い地平線」は金曜日の夜9時からだった。このシリーズのひとつ前が「赤い迷路」。赤いシリーズと白いシリーズが交互にいくかと思っていたら、このあとがあの有名な山口百恵の「赤い疑惑」「赤い運命」「赤い衝撃」と赤いシリーズが定着する。田宮二郎の白いシリーズはこれ以前にも後にもあったようで、更にTV局を越えて「白い巨塔」へ繋がっていく。2年前に放映されていた唐沢寿明主演の「白い巨塔」も私にとっては田宮さんのイメージで「白い地平線」まで記憶が遡ってしまうのでした。
CS・TBSでは赤いシリーズの再放送があったが、「白い地平線」はその後、どこかで一度でも再放送されただろうか。もう一度観てみたいドラマである。このドラマでの世界戦の撮影は実際の興行の会場を使ったと思う。歴代王者が登場し、両選手激励に白井義男さんや当時現役王者のガッツ石松も登場。選手紹介も本物リングアナウンサー・酒井忠康氏(F原田の時代から平成5年頃まで、末期は空白期間も度々あったが名リングアナだった)が務めた。今観れば違った印象を持つだろうが、田宮二郎のシャドウボクシングはとても上手かったような記憶がある。
以上、矛盾ある展開箇所もあるかもしれませんが、曖昧な思い出のひとりごとですので御容赦くだされ。
(堀田 06.11.2 1:00)

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