新日本キック石井&松本 アマムエタイで金銀獲得!

  • 2007/11/03(土)

 先日報告しました藤本ジムのキックボクシング日本ライト級チャンピオン・石井宏樹と日本ミドル級チャンピオン・松本哉朗のアジアインドアーゲーム・アマチュアムエタイ競技、マカオ遠征結果速報です。(堀田)

〜67kg決勝戦
カホロフ・マヴォロンベク(ウズベキスタン) 3−2 石井宏樹(藤本)
※石井は銀メダル

 クリーンヒットで石井が上回るも、手数ではウズベク人。各国5人のジャッジがいたが、クリーンヒットの見極めは難しく、相手のアグレッシブさを重視した結果の僅差惜敗となった。

〜81kg決勝戦
松本哉朗(藤本) 5−0 リー・バオミン(中国)
※金メダル

 松本は右足小指を前試合で骨折しての出場。序盤にパンチで左目下を3センチの大きなカットで出血、ドクターにストップされる寸前となったが続行。意を決した松本がKO狙いでアグレッシブに攻め続け5−0の完勝となった。

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堀田春樹のキックボクシングレビュー 9〜10月

  • 2007/11/02(金)

パソコン故障のためまとめて配信すいません。

▼TITANS NEOS 2nd 07.9.16 交流戦5回戦
日本ライト級チャンピオン    J-NETWORKライト級1位
石井 宏樹(藤本)2−0 小宮由 紀博(フォルティス渋谷)
※高谷50-50/深瀬50-49/富沢50-48






(1枚目の写真は面白い形で、後ろから小宮の蹴りが石井の股間に当たったファウルブロー)

 4月のTITANS NEOSで石井がヒジ打ちによるTKO勝利を収めた裁定に疑問符がついたことによる再戦。セコンドの意見を聞かずにドクター勧告を受け入れレフェリーストップとなったことが、疑惑となった結果だった。前回は小宮がパンチで石井から2度のダウンを奪い、KO寸前の優位に進めながらの逆転負けだったが、この再戦は互い同じテツは踏まない慎重な展開で石井がテクニックで小差決着。

 石井は、オリンピックのアジア地区、アジアインドアーゲームのアマチュアムエタイ競技に日本ミドル級チャンピオン、松本哉朗(藤本)とともに10月26日から11月3日まで参加。マカオ遠征中。日本の参加競技はフットサル、ボウリング、インドアサイクリング、カバディー、ダンス、他が参加。日本代表選手団147名。今回は日本オリンピック委員会の主観で日本の選手団を派遣することになった。ムエタイ(キック)の選手も他の競技と同行して参加する。

 その後、石井は12月9日の藤本ジム興行でタイ国ラジャダムナン系ライト級ランカーと対戦予定。勝てば来春、同級王座に再挑戦する。ただし日本王座に就いて8年、防衛8度。1996年1月デビューの28歳。勝っても負けてもいい、もっと早く、もっと多くの強豪と戦わせてやるべきではなかったか。モチベーションを長く持ち続けるのは大変だったと思う。「キックやムエタイのタイトルは数多くあれど、曖昧なシステムで運営されているものがほとんどで結局はムエタイの2大王座が最高峰ではないか」と、あるキック関係者が言っていたが、正にそう思える。来年の石井宏樹はキック人生の集大成となるだろう。

▼新日本キックボクシング協会 07.10.21
日本バンタム級タイトルマッチ5回戦
チャンピオン・深津 飛成(伊原)3−0 2位・阿部 泰彦(JMN)
※50-46/50-46/50-46




 阿部は過去、深津との初戦は引分け。再戦で判定勝ちし優位に。深津は減量に苦しみ、計量も猶予時間ギリギリのパスだった。しかし深津の底力が発揮。1Rにパンチで阿部から痛烈なダウンを奪うと阿部は脳震盪のダメージで、その後の動きが鈍った。最終ラウンドも接近を深津のパンチで合わされ尻餅ダウン。採点もダウンの分だけ差が開き、深津の大差判定勝ち。3度目の防衛。フライ級でも4度防衛した深津。タイトルマッチ経験だけでいえば負けも含めて10度と新日本組織内では菊地剛介(伊原)と並ぶ。

日本フライ級王座決定戦 5回戦
1位・レオン・ケイスケ(誠心)3−0 3位・池田 茂由(伊原)
49-47/49-48/49-48




 建石智成(尚武会)が返上した王座を争う試合。建石が「俺が居ては下が伸びない」と言って返上も実はジムの協会脱退する建前だったが、確かに今回は新星誕生となった。存在感はまだ薄いが、同じフライ級の亀田兄弟と比較されるほどに活躍して欲しい逸材。そういえば「亀田一家がボクシング界を追放されたら受け入れたい」というキックのジムが幾つかある。話題狙いだけで受け入れるのはやめてもらいたいと思いつつ、キックの亀田も観てみたいと変な興味もある。






 普段、ラウンドガールは記事として扱わないのだが、パソコン故障で書き込みがうまくいかない今、お詫びに特別掲載。モデルさんやタレントさんがラウンドガールとして呼ばれることが多いですが、昔、全日本キックではラウンドガールコンテストなんてやっていた。素人さんの参加も、モデル風の立ち方すら知らない初々さが良かったりしたものでした。

▼日本キックボクシング連盟 07.10.27 
 ミドル級5回戦
                      NKBミドル級チャンピオン
テワリット・ソー・キッティチャイ(タイ)3−0 若生浩次(大阪真門)
※加賀見48-49/川上47-50/君塚47-49



 
 6月にNKB王者となってタイ選手(元豪州ウェルター級王者)との対戦となった。NKB内では層が薄く強豪と戦うのは困難中での念願の実現だった。カマセ犬ではなくタイ王座の経験こそないがWMCタイ選抜選手として国外に遠征した経験を持つ強豪。ガードの甘い若生がテワリットのハイキックで痛烈なダウンを喫し、テンカウント寸前から立ち直り、逆にハイキックでテワリットをぐらつかせるヒットも見せる健闘。スピードがあり距離感の取り方が上手い若生はテクニックで勝るテワリットに判定負けも、NKB王者の今後に期待が持てる存在感を残した。他団体との交流なくても面白いと思わせるのは価値ある試合だった。(堀田)

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