K−1でも公開採点

  • 2008/09/30(火)

 K−1もボクシングに習って公開採点を導入する。

 10・1武道館のK−1MAXから実施、毎ラウンド終了後に無記名によるスコア表示があるとのこと。先にK−1の変わらぬエンタメ性を書いたばかりだったが、本来のKO至上主義とは逆の流れを、まずは中でも競技性を持ち込みやすい中量級において試行するのは歓迎できる流れ。これで1ラウンドの採点レースに興味が増し、判定でも楽しめる土壌作りになる。明らかに片方が勝っていたように見えたのに「30−30」だとファンは納得しないだろうし、ジャッジもより差をつけていく方向になるかもしれない。

 プロボクシングに公開採点の是非はある。個人的にも導入前、試合展開の変化に懸念を示した。ただ、収穫として挙げたいのはボクシング世界戦の12ラウンドという長期戦において、ファンを飽きさせない工夫になったという点。途中情勢を知ることで興奮した例は、先の内藤×清水でも見られた。あの試合、公開採点が“逆転劇”をより際立たせたことは否めない。
 K−1では公開採点の導入を考えた際「判定のときのドキドキ感がなくなる」という反対意見があったというが、そのドキドキ感は要するにファンが優劣を理解できていないという見方でしかない。「どっちが勝つか」しか興味がないのでは深くのめり込むファンは生まれにくいと思うが「どんな攻防になるか」に変われば、例えスター選手が消えてもジャンルに惚れ込むファンは残るはず。

 ちなみに、予定されていたISKA世界Sフェザー級タイトルマッチが、実は「王者が防衛戦をやっていないため剥奪されていた」ことが今日になって発表されたのだが、それなのにライト級の王座決定戦(しかも3回戦)として行われるのだという。剥奪されたSフェザー級は02年獲得で、記憶ではこの階級はそのまま消滅したはず。その後、大宮司の防衛戦もを見た記憶がなく、今になって唐突にタイトルマッチが組まれていて首を傾げていたところだった。軽量級に何らかの価値が必要だったのだろうが、競技性を見せていくならこういう価値のないタイトルの装飾も余分なものと思う。
 大会主役は何といっても魔裟斗と佐藤で、試合もさることながら阿吽の呼吸の舌戦パフォーマンスがどれだけ視聴率に貢献できるかも気になるところ。(片岡亮)

 追記 公開採点を導入しても、肝心の採点があまりに酷いので…ガッカリ。

▼決勝戦
魔裟斗 延長3−0 アルトゥール・キシェンコ
※10-9、10-9、10-9、本戦1-0…28-28、28-27、28-28
▼ISKA世界ライト級王座決定戦
上松大輔 1回29秒KO 大宮司進
※ヒザ
▼3回戦
大月晴明 3−0 梶原龍児
※30-28、29-28、30-29
▼リザーブファイト
ブアカーオ・ポー.プラムック 1回2分18秒KO ブラックマンバ
▼準決勝
アルトゥール・キシェンコ 延長3−0 アンディ・サワー
※10-9、10-9、10-9、本戦0-0…30-30、30-30、30-30
魔裟斗 延長3−0 佐藤嘉洋
※10-9、10-9、10-9、本戦0-1…28-29、28-28、28-28
▼リザーブファイト
アルバート・クラウス 2回48秒TKO 城戸康裕
▼3回戦
ユーリ・メス 3回2分59秒KO 小比類巻太信
▼甲子園
HIROYA 1回24秒KO 平塚大士
日下部竜也 1回2分43秒KO 佐々木大蔵
嶋田翔太 3−0 村越凌
※30-26、30-26、30-26
卜部功也 3回54秒TKO 坪井悠介
▼3回戦
ニキー・ホルツケン 1回1分42秒KO ヴァージル・カラコダ

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キックボクシング(NJKF/9.27)

  • 2008/09/28(日)

ニュージャパンキックボクシング連盟 2008.9.27

〜START OF NEW LEGEND XI 新しい伝説の始まり〜
於・後楽園ホール

スーパークラスの新設は必要な時代かとは思うが、乱立する組織とチャンピオンの多い中量級域に、また新たな階級のチャンピオン誕生は不要のようにも思う。しかし新しいスターへの期待も大きい。NJKFスーパーフェザー級初代チャンピオン・赤十字竜〈20歳〉は父親が向山鉄也氏。親子2代での王座獲得は調べてみないとわからないが、おそらく初。3Rに軽いパンチながらダウンを奪って中須賀のペースを狂わせた。父親似のファイトは勝負度胸があり、狙った一発に思いっきり打つ姿がいい。しかし、パワー不足がKO率の低い原因。またキングジムからは赤土公彦以来のチャンピオン誕生で同ジム14年ぶりとなる。
60kg戦線にチャレンジすることになったTOMONORI(佐藤友則)は、元NJKFフライ級チャンピオンでWMCインターコンチネンタル・スーパーフライ級チャンピオンにもなっている、本来フライ級からスーパーフライ級が主戦場だが今回、70kg級でも戦っていたことのある村浜武洋に挑戦。私はプロボクシングでも噂されている、オスカー・デラホーヤvsマニー・パッキャオ戦もスーパースター対決として顔合わせには興味を引くものの、この体格差のある対決に魅力を感じない。パッキャオが勝てば凄いことだけど、スピードでどれだけデラホーヤを翻弄できるかぐらいかな。で、トモノリは村浜にスピードで勝り、体当たり的飛び蹴りなどで積極的に攻め、3回戦の2-1ながら判定勝利。1年弱のブランクの影響もあったかもしれない村浜だったが、パンチの連打にも何かパワー不足のようにも見え、トモノリを逃がしてしまう。同一階級での対戦が原則の競技として、トモノリの階級を超えた挑戦は良いのか悪いのか。しかし、キック創生期の頃は10kg以上の差があっても対戦していた、ルールや健康管理が整備されていない時代もありました。
主要結果7試合。画像は後日です。
〈堀田  9.28  2:00 / 上書き 9.29   21:35 / 10.2 22:10〉

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第12試合 メインイベント NJKFスーパーフェザー級王座決定戦 5回戦




1位/中須賀 芳徳(OGUNI/58.8kg)vs 2位/赤十字 竜(キング/58.9kg)
勝者・赤十字 竜
0-3 (ジャッジ センチャイ 48-49. 松田 47-50. 多賀谷 48-50)
レフェリー / 山根 正美
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第11試合 セミファイナル 63.0kg契約 3回戦


村浜 武洋(大阪ファイティングファクトリー/62.1kg) VS TOMONORI(OGUNI/55.9kg)
勝者・TOMONORI
1-2 (ジャッジ 小林 29-28. 松田 29-30. 山根 29-30)
レフェリー / センチャイ・トーンクライセーン
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第10試合 日本・タイ国 国際戦 68.0kg契約 5回戦


石毛 慎也(東京北星/67.7kg) VS ガンスワン・BeWell(元ラジャ・SL級C/タイ/65.7kg)
勝者・ガンスワン
0-3 (ジャッジ 小林 47-48. センチャイ 47-48. 山根 46-49)
レフェリー / 多賀谷 敏朗
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第9試合 交流戦 70.0kg契約 3回戦
長島 自演乙 雄一郎(魁塾/69.0kg) VS NJKFウェルター級2位/宮越 宗一郎(拳粋会/70.0kg)
勝者・長島 自演乙 雄一郎
KO 1R 1:50   / 3ノックダウン
レフェリー / 松田 利彦
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第8試合 NJKFフライ級挑戦者決定戦 5回戦
NJKFフライ級1位/中西 祐介(健心塾/50.7kg)VS NJKFフライ級2位/三好 純(y-park/50.8kg)
勝者・中西 祐介
KO 3R 2:17 / カウント中のタオル投入
レフェリー / 小林 利典
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第7試合 NJKF・全日本 交流戦 62.0kg契約 5回戦
NJKFライト級3位/一輝(OGUNI/62.0kg)VS 全日本ライト級7位/翔太(S.V.G/61.6kg)
勝者・一輝
3-0 (ジャッジ 多賀谷 50-47. 小林 48-47. 松田 49-47)
レフェリー / 山根 正美
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第6試合 フェザー級 5回戦
NJKFフェザー級4位/真二(OGUNI/56.9kg)VS NJKFフェザー級8位/龍馬(y-park/56.9kg)
   引分け  3者3様 (ジャッジ 山根 49-49. 小林 50-47. 松田 48-50)
レフェリー / センチャイ・トーンクライセーン
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キックボクシング 銀次郎が勝利、若翔洋がKO負け

  • 2008/09/15(月)

 9・15茨城 ドージョー☆シャカリキ主催CHIKUSEI FIGHTING DREAM

 ▼3回戦(延長1回)
銀次郎(ファイティングマスター)3−0 藤田智也(チャクリキジャパン)
上野正美(シャカリキ)1回40秒KO 馬場口洋一(フリー・元大相撲)
神谷勲(ファイティングマスター)2回1分57秒KO 剣(BLADE)
弁慶勝幸(シャカリキ)2回2分1秒KO 伊沢寿人(YMC)
長谷川亮(VERTEX)1回57秒KO 若月慧士(シャカリキ)
鈴木ヒロ(シャカリキ)1回2分54秒KO 鶴見和也(KS宇都宮)
友麻(ファイティングマスター)2回54秒KO 田村勇気(シャカリキ)
木村智之(シャカリキ)1回2分32秒KO 鶴見和也(志誠会)


 ↑メインで勝利した銀次郎は元新日本キックミドル級2位。日本ミドル級王者・松本哉朗と引き分けた事がある実力者。


 ↑97年に大相撲を引退した元・若翔洋の馬場口はローキックで轟沈。3年前から出場しているキックでは勝ち星ないまま。

 また、オープニングではアマ特別ルール2分3回戦でボクサー同士が激突。元インターハイ王者の遠藤広大(フリー)が、国体3位の国府田俊一(シャカリキ)に判定勝利。(藤堂)

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キックボクシング(TITANS NEOS /9.15)

  • 2008/09/15(月)

新日本キックボクシング協会 TITANS NEOS 検  2008年9月15日
主催:TITANS事務局
於・後楽園ホール


KENTは微妙な判定勝利でした。王子側、太賀会長が判定に怒っていました。
テレビ放映は衛星チャンネル「SAMURAI」のみです。

TITANSルールは通常の新日本キックルールとはちょっと違う模様。
元から発表されていないので、何が違うかわからない点も多いと思います。
直接的、試合中の選手に影響あるものは、反則に対し、レフェリーよりイエローカードが提示されました。
イエロー2回で減点1点。レッドカード1回で失格負け(解釈が若干違うかもしれません)。悪質な行為はこの限りではなく、即減点、即失格にもなります。前座でイエローカードが出された影響か、後半では故意の反則がなく、カード使用がありませんでした。
リング外に転落した際は20カウント以内に戻れない場合はKO負け。これはあまり知られていませんが、プロボクシング世界戦の試合ルールにも明記されています。
採点法も通常の10点法の、両者どちらかは必ず満点になる方式。通常の新日本キックでは、両者1度ずつダウンがあると、8対8になる、かえってややこしい採点法が数年前から実施。TITANS及びプロボクシングでは10対10に戻ります(他の攻防は別として)。
その他、リング外の事柄の規制が再重視されてる点。セコンドの人数やウェイトオーバーに対するペナルティーなどいろいろ。
もうひとつ、気に止まった点。レフェリーを挟んで両者をリング中央で3人並んでの勝者コールは無し。これは私個人的な意見ですが、前からやって欲しくない行為でした。他の関係者の意見でも多いのですが、「アマチュアじゃないんだから」「他競技の真似することないでしょ」「あれじゃ勝者がわかるのは南側だけ」「勝者が明らかでも二人並ばせるのは格好悪い」等。
特に老舗を引き継いでいる新日本キックがやるのは何とも悲しかったです。

(堀田 9.15   12:00   /上書き  9.16    2:15  / 17:20 / 9.21 16:10)


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第15試合 メインイベント 81.0kg契約 3回戦




日本ミドル級チャンピオン/松本 哉朗(藤本/80.7kg) VS ピーターソン・シャカル(ブラジル/80.4kg)
勝者・松本 哉朗
TKO 3R 1:49 / パンチによる2度ダウン、カウント中のレフェリーストップ
レフェリー / 石川 浩次
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第14試合 セミファイナル 72.0kg契約 3回戦
後藤 龍治(伊原/71.7kg) vs J-NETWORKミドル級1位/CRAZY884(クレイジー/71.7kg)
引分け 0-0 (ジャッジ 山根 29-29. 石川 29-29. 中村 29-29)
レフェリー / 椎名 利一
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第13試合 ヘビー級 3回戦
ノブ・ハヤシ(ドージョー・チャクリキ・ジャパン/115.0kg)VS J-NETWORKヘビー級4位/悠羽輝(和術慧舟會/101.0kg)
引分け 0-0 (ジャッジ 山根 28-28. 石川 28-28. 椎名 28-28)
レフェリー / 秋谷 益朗
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第12試合 73.0kg契約 3回戦
ファブリジオ・ベルガミーニ(イタリア/72.9kg) VS 日本ミドル級3位/松崎 勇輝(治政館/72.5kg)
勝者・ファブリジオ・ベルガミーニ
TKO 2R 2:23 / カウント中のレフェリーストップ
レフェリー / サミー中村
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第11試合 ヘビー級 3回戦
J-NETWORKヘビー級チャンピオン/シング・心・ジャディブ(パワーオブドリーム/103.4kg)
VS
日本ヘビー級2位/嚴 士鎔(伊原/97.8kg)
勝者・シング・心・ジャディブ
TKO 3R 0:22 / ヒザ蹴りによる鼻骨骨折、ドクターの勧告を受け入れレフェリーストップ
レフェリー / 山根 正美
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第10試合 52.0kg契約 3回戦
日本フライ級2位/池田 茂由(伊原/51.8kg) VS 関 正隆(昌平校/51.7kg)
勝者・池田 茂由
TKO 2R 1:52 / パンチによる2度ダウン、 カウント中のレフェリーストップ
レフェリー / 石川 浩次
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第9試合 52.0kg契約 3回戦
J-NETWORKスーパーフライ級チャンピオン/KENT(湘南格闘クラブ/51.8kg) 
VS 
日本バンタム級5位/王子(横須賀大賀/51.7kg)
勝者・KENT
2-0 (ジャッジ 石川 30-29. 中村 30-29. 山根 30-30)
レフェリー / 椎名 利一
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第8試合 ライト級 3回戦
日本ライト級4位/中尾 満(伊原/61.1kg) VS 笠原 淳(クレイジー/60.8kg)
勝者・中尾 満
TKO 2R 2:17 / ヒジによるカット、ドクターの勧告を受け入れレフェリーストップ
レフェリー / 秋谷 益朗
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第7試合 68.0kg契約 3回戦
日本ライト級6位/土屋 修平(伊原/kg) VS ハミレドザ(イラン/67.6kg)
勝者・土屋 修平
3-0 (ジャッジ 石川 30-27. 椎名 30-27. 秋谷 30-26)
レフェリー / サミー中村
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第6試合 53.5kg契約 (2分=1R)3回戦
MANAMI(ホリプロ/52.9kg) VS 加賀 有美子(名古屋JKF/52.4kg)
勝者・加賀 有美子
0-2 (ジャッジ 中村 29-29. 椎名 28-29. 秋谷 28-30)
レフェリー / 山根 正美
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第5試合 ミドル級 3回戦
日本ミドル級2位/青木 克眞(トーエル/71.1kg)VS 日本ミドル級6位/阿久澤 英一(山田/72.5kg)
勝者・阿久澤 英一
0-3 (ジャッジ 中村 29-30. 山根 28-30. 秋谷 29-30)
レフェリー / 石川 浩次
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第4試合 68.0kg契約 3回戦
日本ウェルター級8位/石原 裕基(伊原/68.0kg) VS 笹谷 淳(67.5kg)
勝者・石原 裕基
   3-0 (ジャッジ 中村 30-29. 山根 30-28. 石川 30-29)
レフェリー / 椎名 利一
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第3試合 ライト級 2回戦
湯澤 尚矢(伊原/60.7kg) VS 金子 太郎(治政館60.9kg)
勝者・湯澤 尚矢   
TKO 2R 2:03 / ドクターの勧告を受け入れレフェリーストップ
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第2試合 ウェルター級 2回戦
大場JUN(西八王子大塚/65.9kg) VS 心(THE SPIRIT GYM AE/66.1kg)
勝者・大場JUN (20-16. 20-16. 20-17)
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第1試合 フェザー級 2回戦
平井 順(トーエル/57.0kg) VS 川津 拓也(ASSHI-PROJECT/56.5kg)
勝者・平井 順   (20-19. 20-18. 20-18)
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