KICK the ROOTS / REBELS.5

  • 2010/10/31(日)

KICK the ROOTS
12・23宇都宮市総合文化センターサブホール  
 ▼5回戦
  WPMF日本ライト級4位・鈴木真治(藤原) × Masaru(MONKEY☆MAGIC)

REBELS.5
12・9新宿FACE
 ▼5回戦
  WPMF日本Sウェルター級5位・藤倉悠作(ASSHI-P.)× 同級8位・島一生(TARGET)
 ▼WPMF日本Sバンタム級王座決定トーナメント 5回戦
  同級6位・炎出丸(クロスポイント吉祥寺)× 同級7位・出貝泰佑(バンゲリングベイS)
 同級5位・梅原タカユキ(TARGET)× 同級9位・キム・ギフン(バンゲリングベイS)

 ベテラン選手が立ち上げた原点回帰団体の次回興行は、Masaruが、若いムエタイ日本ランカーと対戦です。
 また、ムエタイのREBELSは、立嶋篤史が「僕の宝物」という弟子の藤倉が、タイでプロデビューした元ラジャダムナンランカーの島と対戦。また、今年7月に認定されたWPMF日本Sバンタム級王者の梅野源治が階級アップで王座返上。王座決定トーナメントが決まりました。勝者はシードとして控える上位ランカーと準決勝を戦う予定です。(ハイセー)

LINEで送る

キック情報!(APKF11.6/NJKF11.7/M-1MC11.14/新日本11.21)

  • 2010/10/30(土)

「THE SUPER KICKBOXING STEP UP!」
主催:アジア太平洋キックボクシング連盟
2010年11月6日(土)東京・ディファ有明
開場16:30 開始17:00

11月6日(土)東京・ディファ有明にて、アジア太平洋キックボクシング連盟主催興行「THE SUPER KICKBOXING STEP UP!」が開催されます。メインイベントはNKBバンタム級王者・野呂裕貴(エス)が、ムエタイのコンナパー・ウィラサクレックと激突。野呂は3月22日にフェザー級で、ヤスユキ(Dropout)と対戦。本来の実力を発揮できないままTKO負けを喫するも、7月18日には自身の王座をKO防衛で果たしています。(情報提供:鈴木雄一郎)
主要5回戦5試合
・NKBバンタム級チャンピオン/野呂裕貴(エス)vsコンナパー・ウィラサクレック(タイ)
・62kg契約/チャイディー・力(元ラジャダムナン・フェザー級C/タイ)vs NKBライト級2位/ヤスユキ(Dropout)
・NKBライト級1位/稲葉竜太(TEAM OJ)vsスワノーイ・エスジム(エス)
・NKBフェザー級4位/猪ノ川真(大塚)vs NKBフェザー級6位/湊 恭二郎(エス)
・ラック・エスジム(エス)vs NKBフェザー級1位/HIROKI(Dropout)

他、3回戦8試合

【APKFの設立は1983年10月。当時は、アジアモエジップン連盟という名称でした。代表は、みなみジム南俊男氏。みなみジムの元は全日本キックボクシング協会所属。一時はMA日本キック連盟傘下に入りましたが、再び独立。10年前からは日本キック連盟、K-U、NJKFと共に4団体でNKBグループ結成で活動しています(NJKFは脱退で現3団体)。軸のぶれないキックの5回戦基本ルールで活動中です。/ (堀田)】
----------------------------------------------------------------
ニュージャパンキックボクシング連盟興行 「熱風 拾」
2010年11月7日(日)  / 会場:後楽園ホール
開場:午後4時45分  / 開始:午後5時(予定)

真の日本タイトルを目指し、WBCムエタイ傘下でMA日本キック連盟と共に歩むニュージャパンキック連盟も地道な活動を続けています。WBCの認定下でムエタイを広め、世界中で試合が行われる強豪が集う戦いの中で、世界王座の価値を上げる努力をしています。

・WBCムエタイ日本フェザー級
NJKFフェザー級C/中嶋平八(誠至会)VSデンサイアム・ルークプラバーツ(元ルンピニー・バンタム級C/ タイ)
・63.0kg契約/NJKFライト級C/一輝(OGUNI)VS.J-NETWORKライト級C/黒田アキヒロ(フォルティス渋谷)
・70.0kg契約/NJKFウェルター級C/大和侑也(大和)VS.J-NET.Sウェルター級4位/川端健司(チームドラゴン)
・NJKF女子Fe級C/ AZUMA(y-park)VS.WBC・Mオーストラリア女子Fe級C/メリッサ・ノートン(オーストラリア)
・NJKF女子アトム級C/ Mai(健心塾)VS同級1位/山田純琴(y-park)
・53.0kg契約/NJKFバンタム級2位/幸二郎(OGUNI)VS.J-NETフライ級1位/山野寛之(チームドラゴン)
・63.0kg契約/細野岳範(元J-NET.L級C/チームドラゴン)VS.NJKFライト級4位/畠山隼人(E.S.G)
・NJKFスーパーライト級2位/須釜和成(拳粋会)VS.NJKFライト級9位/浅瀬石真司(町田金子)
・NJKFウェルター級7位/ DAI(誠至会)VS.NJKFウェルター級9位/真琴(インスパイヤードM)

他、3回戦1試合
----------------------------------------------------------------
M-1 FAIRTTEX ムエタイチャレンジ『NAIKANOMTOMvol,4』
2010年11月14日(日)
主催:M-1MC株式会社
開場:15:30 / 開始:16:00 / 会場:ディファ有明

REBELSと共にWPMF日本傘下にあるM-1MCは11月14日、ディファ有明でWPMF日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝が行われます。決勝戦は来年1月23日にディファ有明でREBELS興行で行なわれます。他の階級でもWPMF日本王座決定戦が行われており、やがて全階級が揃うものと思われます。フリージムも各団体加盟ジムも参加可能なので、ランキングは国内選手すべてを含むこと可能です。参加選手がまだ希薄のため、まだまだ統一には及びませんが、WPMF日本組織も本場ムエタイの指導を受けつつ地道な努力が見られます。WPMFはタイ政府管轄下のタイ・ムエスポーツ協会が認める唯一の世界機構になります。

・M-1フェザー級王座決定戦
梅野源治 (PHOENIX)vs コムパヤック・ウィラサクレック (タイ)
・M-1スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン/関 正隆 (昌平校)vs.J-NetWorK同級C/TO-MA(新宿レフティー)
・WMC世界女子ミニフライ級王座決定戦
WPMF世界女子同級C/神村エリカvsWMC世界女子同級3位/ナムワン・シッチャンチャイ(タイ)
・WPMF日本ウェルター級王座決定トーナメント準決勝5回戦2試合 
1位/板倉直人(スクランブル渋谷)vs3位/渡部太基 (藤原)
2位/田中秀弥(RIKIX)vs4位/タクヤ(クロスポイント吉祥寺)

他、8試合
----------------------------------------------------------------
新日本キックボクシング協会SLEDGE HAMMER-1
開催日:2010年11月21日(日)
会場:ディファ有明
主催:治政館ジム/ビクトリージム

新しい興行テーマが付いた新日本キックボクシング協会のディファ有明興行は、「SLEDGE HAMMER−1」として開催されます。メインイベントはその場に相応しい雄大が登場。6日APKF興行にも出場する予定のチャイディー力(タイ)が対戦相手となります。日本タイトルを目指す雄大も江幡兄弟に遅れる訳にはいかないところでしょう。若い有望選手が各階級王座に近い位置にあるのは頼もしいところです。新日本キック協会は野口修氏の老舗の伝統を引き継ぎ、“日本”タイトルを持つキックとして、ムエタイ王座を目指す団体です。

ランキング戦10試合
日本フェザー級2位/雄大(治政館)VSチャイディー・カ(元ラジャダムナン・フェザー級C/タイ)
日本ウェルター級8位/大塚隼人(ビクトリー)VSソーンラム・ソーウドムスン(元ラジャダムナン・ライト級C/タイ)
日本ミドル級3位/阿久澤英一(山田)VSガンスワン・BeWell(元ラジャダムナン・Sライト級C/治政館)
日本ヘビー級2位/柴田春樹(ビクトリー)VSファルロック・クビ(イラン)
日本ライト級3位/石井達也(藤本)VS日本ライト級9位/TATSURO(ビクトリー)
日本バンタム級4位/松下隆義(トーエル)VS日本バンタム級7位/拳士浪(治政館)
日本バンタム級8位/王子(横須賀太賀)VS日本フェザー級10位/飯島一成(治政館)
日本フェザー級8位/アツシ(ビクトリー)VS古谷佑太郎(揚心) 
日本ライト級10位/ジョニー・オリベイラ(トーエル)VS福岡直也(治政館)
日本フェザー級9位/白木伸美(トーエル)VS坂梨隼人(伊原) 
日本バンタム級9位/逸可(トーエル)VS森本竜太(治政館) 
他、新人戦3試合

----------------------------------------------------------------
他業界や一般から批判を受けてもしょうがない国内タイトルの乱立が日本キックボクシング界にはあります。昭和40年代の2団体時代はテレビ放映があり、テレビ観戦した全国の若者がチャンピオンを目指し上京。2団体ではあっても日本系、全日本系ともに王座に価値がありました。今年に入ってからも新たに設立されたタイトルがあり、さらに混乱を招く状態となっています。すべて任意団体で、今後も各プロモーション活動が停止しない限りタイトル消滅は無いでしょうが、各タイトルの権威、価値観には差が出て来るものと思われます。進む方向について、ここで批判的なことは書いていませんが、最も確立したタイトルになるのは何か、キック関係者・ファンは見届けていって欲しいと思います。
(堀田  10.30 22:30)No41






LINEで送る

藤原祭り 天田ヒロミ出場

  • 2010/10/28(木)

キックボクシング12・1後楽園
「Fujiwara Festival 〜藤原祭り2010〜」
 ▼3回戦
  WMAF世界フェザー級王者・駿太(谷山)× WPMF日本Sフェザー級3位・前田尚紀(藤原)
 ▼WPMF日本ヘビー級王座決定戦 5回戦
  同級1位・KOICHI(バンゲリングベイS)× 同級2位・天田ヒロミ(デジタルスピリッツ)
 ▼WPMF日本ミドル級王者決定戦 5回戦
  同級1位・我龍真吾(ファイティングマスター)× 同級3位・小又大貴(フリー)
 ▼WPMF日本フェザー級王座決定戦 5回戦
 同級1位・森井洋介(藤原)× 同級2位・長嶋大樹(ONE’S GOAL)
 ▼3回戦
  WBCムエタイ日本バンタム級王者・藤原あらし(バンゲリングベイS) × ラックハーイ・ソーパナジャーペット(タイ)
  WPMF日本ミドル級5位・銀次郎(S.O.I.)× 石黒竜也(ライラプス東京北星)
  WPMF日本ライト級4位・鈴木真治(藤原)× NJKF同級1位・宮越慶二郎(拳粋会)
 ▼K−1ルール3回戦
  WPMF日本クルーザー級3位・大石亨(日進会館)× ヤン・カシューバ(バンゲリングベイS)

 恒例の藤原祭りのカードが出そろいました。上記の他にも3回戦があります。WPMF日本支局が認定する諸団体の強力で、ムエタイのタイトルマッチも開催。メインは先日、BOXFIGHTでも勝利したHEAT王者の天田ヒロミが2冠を目指して王座決定戦に出ます。(ハイセー)

LINEで送る

キックボクシング(MAGNUM-24)

  • 2010/10/25(月)

MAGNUM 24
主催:伊原プロモーション
認定:新日本キックボクシング協会
開催日:2010年10月24日(日) /  会場:後楽園ホール

メインイベント予定だった日本ライト級タイトルマッチ5回戦は、チャンピオン松本芳道(八景)の王座返上により、8月29日、挑戦者決定戦で石井達也(藤本)に勝利した中尾満(伊原)が暫定王座へ昇格認定された。しかし中尾満は第10試合に登場し、テクニシャンのチュートンを攻略できず判定負け。
メインイベントはセミファイナルから繰り上がった松本哉朗(藤本)が小澤和樹を圧倒。ローキックで仕留める。36歳でもそのパワーは衰えず。
石井宏樹(藤本)が復活宣言。再び、ラジャダムナン王座を目指して始動。7月にKOで敗れたパーカーオ戦では有利に進めながらの意外な逆転KO負け。ヒザ蹴りを受けて腸を断絶し、急に戦力が落ちた上でのKO負けだったという。試合直後、緊急入院で手術され無事回復。来年の活躍が期待されます。

(堀田 10.25 23:15 / 10.27 23:20 / 10.28 23:10)No40
-----------------------------------------------
第13試合 ヘビー級3回戦

日本ヘビー級チャンピオン/松本 哉朗(藤本/92.5kg)VS.WPMF日本クルーザー級2位/小澤 和樹(アストラルジャパン/90.7kg)
勝者:松本哉朗 / KO 2R 2:15 / カウント中のタオル投入 / 主審 江刺家昇
---------------------------------------------
第12試合 68.5kg契約3回戦
日本ウェルター級チャンピオン/緑川 創(藤本/68.3kg)VS 日本ウェルター級7位/佐々木 超一(伊原/68.0kg)
勝者:緑川創 / 3-0
主審 杉江聡 / 副審 深瀬 30-29. 三浦 30-27. 江刺家 30-29
---------------------------------------------
第11試合 52.5kg契約3回戦 
日本フライ級チャンピオン/江幡 睦(伊原/52.3kg)VS日本フライ級3位/がってん古川(治政館/51.3kg)
勝者:江幡睦 / TKO 1R 2:08 / ヒジ打ちによるカット、ドクターの勧告を受け入れレフェリーストップ
主審 深瀬広行
------------------------------------------------
第10試合 63.0kg契約5回戦
日本ライト級暫定C/中尾 満(伊原/62.2kg)VSチュートン・ウィラサクレック(タイ/62.7kg)
勝者:チュートン・ウィラサクレック / 0-3
主審 三浦進吾 / 副審 江刺家 28-29. 杉江 29-30. 深瀬 28-30
-------------------------------------------------
他、ランキング戦5試合、新人戦4試合



LINEで送る

キックボクシング(NKB日本キック)

  • 2010/10/23(土)

主催:日本キックボクシング連盟
認定:NKB実行委員会 / 於:後楽園ホール / 2010.10.23
NKBグループの中でも新鋭が成長しています。栄基が岡田清治に逆転KO勝ち。
主要5回戦結果5試合。
------------------------------------------
メインイベント67.0kg契約

NKBウェルター級チャンピオン/岡田清治(大塚/67.0kg)vs.NKBウェルター級4位/栄基(MTOONG/66.55kg)
勝者:栄基 / KO 2R 2:18 / 3ノックダウン
------------------------------------------
セミファイナル62.0kg契約
NKBライト級チャンピオン/ 武勇晃(テツ/61.9kg)vs.NKBライト級4位/岩田洋(八王子FSG61.8kg)
勝者:引分け / 0-1 (50-50. 50-50. 48-50)
------------------------------------------
NKBウェルター級1位/高橋賢哉(渡辺66.4kg)vs.NKBウェルター級3位/乃村悟志(大阪真門/66.4kg)
勝者:乃村悟志 / 0-3 (48-50. 47-50. 46-50)
------------------------------------------
NKBライト級6位/石川竜(八王子FSG60.7kg)vs.NKBライト級10位/石井修平(ケーアクティブ61.1kg)
勝者:石井修平 / 0-3 (49-50. 47-50. 49-50)
-----------------------------------------
NKBウェルター級6位/塚野真一(拳心館66.6kg)vs.NKBウェルター級9位/腰越正和(勇和会66.2kg)
勝者:腰越正和 / 0-3 (48-50. 46-50. 47-50)
-----------------------------------------
他、3回戦8試合


(堀田 10.23 23:55 / 10.24 11:00 / 10.26 23:35 )No39

LINEで送る

春樹のひとりごと!No9(懐かしの引退興行Part2 富山勝治編)

  • 2010/10/23(土)

1983年11月12日、東洋ウェルター級チャンピオン 富山勝治(目黒)引退


沢村忠の後継者と言われ、重い責任を背負いながら戦い続けた名王者。しかし「沢村を超えた」と言われるに至らなかったのは、飛馬拳二(日本4階級制覇/横須賀中央)に3タテを喰らわされた苦闘や、稲毛忠治(元・東洋ウェルター級チャンピオン/千葉)とは1勝1敗1分の互角ながら、東洋王座初防衛戦で完全KO負けを喰らった苦い経験が後を引いた。しかし多くの名勝負もファンの記憶には残っている。1972年2月、日本ウェルター級王座決定戦での花形満(東洋)戦では両者で計9度のダウンとなる逆転KOで全国へ名前が広まった。
1978年5月8日、サミー・モントゴメリー(米国)には右ストレートでダウンした際、右肩を脱臼しながら試合を続け、ラストラウンドにはローキックでモントゴメリーの動きを止めるまでに至ったが倒せず判定負け。TBSキック放送500回記念興行で生放送は2度目だったこの試合は、途中で投げ出す訳にもいかない今後のキックボクシング界の運命を懸けた試合でもあり、後々にも感動を呼んだ名勝負と言える試合だった。1981年1月7日、ディーノ・ニューガルト(米国)に敗れた試合は、キック創始者・野口修氏が世界へ本格的に乗り出したWKBAの船出、それが日本キック隆盛へ復活させる突破口でもあったWKBA世界ウェルター級王座決定戦だった。当時は10回戦。初回に痛烈な右フックでダウンし、ダメージを引きずりながらほぼ毎ラウンドダウンし、9Rまで踏ん張った上での2分41秒KO負け。ダメージもショックも過去になかったほど大きく尾を引いた。そんな敗戦も勇気ある戦いに満足しているファンも多いのであった。同年10月、テレビ東京での放映復活で再び富山勝治の勇姿を観られる機会に恵まれるも、短期4興行のみで夢は続かず、1年10ヶ月のブランクを経て、1983年11月12日、引退試合に至る。

引退試合は盟友・ロッキー藤丸(西尾)と3度目の対決。バンバン蹴りまくって3R・KO勝利。引退へのはなむけ試合と言われたが、最後の勇姿を魅せるに相応しい試合であった。

引退テンカウントゴングは、映画「ゴッドファーザー」のテーマが悲しげに流れる中、テンカウントが打ち鳴らされた。

リングアナウンサーを務めたのは、日本キックボクシング協会2代目リングアナ、柳亭金車師匠(柳家小丸)。甲高く、リズム・イントネーションとも抜群の響きを持つ、現在では誰も真似出来ない個性あるリングアナウンサーである。進行役、金車師匠の語り口もまた上手かった。
=『沢村忠を追うようにデビューした富山勝治、161戦141勝135のノックアウト勝ちという沢村忠に次ぐ大きな足跡を、このキックボクシング界に残してくれました。真面目でそして誠実な男の、この黒く陽に焼けた鍛えた身体は、私達ファンとキックボクシング選手、また関係者一同の瞼に深く深く残ることでありましょう。こうやってリングの上から、皆様方、本当に大きな暖かい御激励を賜りました。富山勝治がこのリングから去りますが、しかし、第二の人生、社会に向けての大きな飛躍があるわけであります。どうか皆様、現役時代の富山勝治に優るとも劣らない大きな御支援を賜りますよう、切に切にお願い申し上げます。勇姿、富山勝治その大きな燃える男、富山勝治をどうぞ皆様方、いつまでもいつまでも、覚えていて下さりますようお願い申し上げます。』
試合以外の脇役的存在もそれぞれの個性を引き立たせる進行がTBS系列は上手かった。

解説時や、リング上での野口修氏の語り口も、いつも熱っぽく心に響く言葉だった。
=『本日は富山勝治引退記念試合に大勢の皆様方に御来場、御観戦をして頂き、その上、たくさんの御祝儀、記念品数々を頂戴し、誠にありがとうございます。私からも、富山勝治も、並びに関係者一同を代表して、ここに厚く御礼を申し上げる次第であります。本当にありがとうございます。振り返り見ますならば、富山勝治は昭和45年8月9日のリングでのデビュー戦をKOで飾り、今日に至る13年間、なんと161戦もの試合を行なって参りました。そしてそのうち135のKOという正に驚異的な記録を残して来た訳であります。御陰を持ちまして、こうして五体満足で身心ともに健康なまま引退出来ますのは、これ一重に、この皆様の力強い御声援と心温まる御支援の賜物と深く感謝している次第です。富山選手が引退します原因は、もはや言うまでもなく、年齢から参りまする体力の限界でございます。また、引退後におきましては、現在、自分で経営しておりますレストランの、強いては将来、事業家への夢を託した開発事業に専念すると共に、今ひとつは若き青少年の肉体的・精神的な鍛練と、そしてまたこれから芽生えんとする若き戦士達の育成に、その生涯を懸けんとする所存とでありますれば、何とぞ富山勝治を現役同様に、引退後も宜しく御指導と御鞭撻のほどをお願い致します。最後に、本日は御多忙の折にもかかわらず、遠路はるばる御来場頂きました皆様に、今一度厚く御礼を申し上げて、私の挨拶に代えて頂きます。ありがとうございました。』

最後に富山勝治から現役最後の挨拶があった。
=『全国のキックボクシングファンの皆様方、そして後楽園ホールへ本日いらっしゃいましたファンの皆様、御多忙の折、わざわざ足を運んで頂き、誠にありがとうございました。昭和45年8月9日デビューして以来、チャンピオンを目指し、栄光を目指して来ましたが、体力と気力が無くなりました。そして本日、こうして引退を決意しました。恥の無いようにこの13年間戦って来ました。御陰様で、このような立派な引退式を行なって頂けるようになりました。思えば皆様方の、納得のいかない試合もあったろうし、これこそ富山だという試合もあったことだろうと思います。本日は悔いを残すことなく、このリングを去ることが出来ます。本日は富山勝治の引退試合にお越し頂きまして、本当にありがとうございました。』
当日のプログラムは全8ページの表紙に富山の写真が1枚のみ、裏表紙に対戦カード、他は引退に寄せたメッセージが活字で埋められたB5版の質素なもの。しかし内容が濃かった。
「永遠にあなたの功績をたたえる」野口プロモーション代表・野口修
「けがを克服したボクサー」国立長野病院副院長・吉松俊一
「好漢富山の第二の人生幸せあれ」TBSアナウンサー・石川顕
「富山勝治リングを去る」海上自衛隊3等海佐・森嶋日出春
「後輩に希望と勇気を与えた富山勝治」延岡商業高等学校教諭・黒木新
「消えない名勝負」作家・寺内大吉
「引退に寄せて」父・富山雅雄
想い入れ深い昭和40年代風の引退への贈る言葉でした。(肩書きは当時のもの)

主催:富山勝治後援会
認定:日本キックボクシングコミッション
提供:野口プロモーション
協賛:(株)新日本エンタープライズ、富国企業(株)
放送:テレビ東京

テレビ収録はありました。実況は杉浦滋男、解説・寺内大吉。その実況の響きはリングサイドにいた私の耳にも届いています。しかし放映されなかった模様。その収録ビデオすら保存されていないと聞いています。勿体無い話です!

当日の試合結果
1、 3回戦/○河西泰浩(目黒)vs岩橋泰(早川)●KO2R1:28
2、 3回戦/●紺野信吾(目黒)vs小田新一(平戸)○TKO1R2:23
3、 3回戦/石川富隆(目黒)vs岸本博吉(渡辺)引分け
4、 3回戦/○田村邦男(目黒)vs酒井靖生(千葉)●KO1R2:40
5、 ライト級5回戦/飛鳥信也(目黒)vs佐藤正広(早川)引分け
6、 フェザー級5回戦/●鹿島龍(目黒)vs渡辺明(渡辺)○判定
7、 フライ級5回戦/○武藤英男(大拳)vs丹代進(早川)●判定
8、ウェルター級5回戦/○富山勝治(目黒)vsロッキー藤丸(西尾)●KO3R1:21
----------------------------------------------------------

富山勝治の引退によって創生期から続いたテレビ中心の隆盛時代が完全に終わり、混沌とした時代へ移っていきました。
富山勝治選手をテレビで観れなくなって以降、行く末が分からなかったファン方々への報告でした。書き並べただけですがあしからず。
(堀田 10.23 0:05)No38

LINEで送る

キックボクシング情報(真っ向シリーズ / MAGNUM 24)

  • 2010/10/17(日)

日本キックボクシング連盟2010真っ向シリーズは10月23日(土)後楽園ホールで開催。 
昨年12月に武笠則康(渡辺)から王座を奪い、4月に高橋賢哉(渡辺)を下して初防衛した岡田清治(大塚)がメインイベントを務めます。

NKBウェルター級C/岡田清治(大塚)VS.NKBウェルター級4位/栄基(MTOONG)
NKBライト級C/ 武勇晃(テツ)VS.NKBライト級4位/岩田洋(八王子FSG)
NKBウェルター級1位/高橋賢哉(渡辺)VS.NKBウェルター級3位/乃村悟史(真門)
NKBライト級6位/石川竜(八王子FSG)VS.NKBライト級10位/石井修平(ケーアクティブ)
NKBウェルター級6位/塚野真一(拳心館)VS.NKBウェルター級9位/越塚正和(勇和会)
他、3回戦8試合
-------------------------------------------------------------
翌日の10月24日(日)、後楽園ホールで開催の新日本キックボクシング協会MAGNUM 24のカードです。8月に石井達也(藤本)を逆転KOし、次期日本ライト級王座挑戦権を持つ中尾満(伊原)がメインイベントを務めます。
4月に天田ヒロミにKO負けした松本哉朗(藤本)が再起し、2年前に柴田春樹にKO勝ちしている21歳の小澤和樹と対戦。王座獲得後2戦目の江幡睦も登場。

63.0kg/日本ライト級2位・中尾満(伊原)VSチュートン・ウィラサクレック(ウィラサクレックF)
日本ヘビー級C/松本哉朗(藤本)VS.WPMF日本クルーザー級2位/小澤和樹(アストラルジャパン)
68.5kg/日本ウェルター級C/緑川創(藤本)VS 日本ウェルター級7位/佐々木超一(伊原)
52.5kg/日本フライ級C/江幡睦(伊原)VS日本フライ級3位/がってん古川(治政館)
日本ミドル級1位/喜多村誠(伊原)VS日本ミドル級2位/今野明(市原)
日本ライト級4位/湯澤尚矢(伊原)VS日本ライト級7位/直闘(治政館)
日本ウェルター級3位/斗吾(伊原)VS日本ウェルター級6位/竹若佑輝(八景) 
日本フェザー級3位/勝岡健(伊原稲城)VS日本バンタム級6位/瀬戸口勝也(横須賀太賀)
日本ライト級6位/平野一誠(伊原稲城)VS日本ライト級8位/トーマス中村(市原) 
他、新人戦4試合
(堀田 10.17 18:55)No37

LINEで送る